ギターモデル

FSR − 「Fender Special Run」あるいは「Factory Special Run」の略

FSRとは

FSRとは

「FSR」は主にFender製品のモデル名に見られるもので、『Fender Special Run』、あるいは『Factory Special Run』の略である。レギュラーラインでは生産されていない、別注の限定生産モデルであることを意味している。

多くのFSRは既存のモデルに対して、販売店がパーツやカラー等の仕様を独自に指定して製造を依頼した期間限定・数量限定の特別なモデルとなっており、「〇〇楽器限定モデル」「〇〇楽器オリジナルモデル」として販売されている。そのためFenderの公式サイトで紹介されることは基本的に無い。

Fender公式サイトのFAQでは次のように記載されている。

“FSR”とはFender Special Runの略です。 これらの製品は、個々のディーラーによって特別に委託され、ディーラーのスペシャルリクエストに基づいて製造されています。 通常の生産モデルではないため、FSRギターとアンプは一般的にすべてのディーラーで扱いがあるわけではありません。また、FenderのWebサイトでもスペックやリストを提供することはほとんどありません。 ただし、お近くの楽器店にて販売されるFSRモデルの詳細なスペックはその販売店にて調べることが可能です。

引用:Fender®Special Run(FSR)製品とは何ですか?

FSRは、「Factory(工場) Special Run」の略でもある。Fender社製品でも以前はこちらの「Factory」の略のFSRだったようだが、現在では上記のように公式サイトでFは「Fender」の略とされている。

そもそもFender以外ではあまり見られない言葉ではあるが、Gretsch等でも用いられている。

FSR製品

Squier by Fenderにも「FSR」がある。

GretchのFSR

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目(製作中):
Stand -Alone


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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