ギター用語

アーチトップ ‐ トップ側の板が膨らんだ形状のこと

アーチトップ

アーチトップとは・意味

「アーチトップ」または「アーチドトップ」は、文字通りトップ(表)の側の板が膨らんだ形状になっているギターのこと。

フルアコのアーチの形状は、厚みのある板を両側から削って作る場合や、加熱成形された薄板をラミネートして作る場合がある。

アーチトップの代表的な機種

フルアコでは『L-5』、セミアコでは『ES-335』、ソリッドギターではレスポールなど、Gibsonのギターが代表的な機種となっている。

アーチトップの歴史

ギターはもともと表面が平らな「フラットトップ」が普通だったが、伝統的なバイオリンのような膨らんだ形状のアーチドトップギターをギブソン社が開発。バイオリンと同じくf字型のサウンドホールが開けられたギターだったが、音量面での不利から、弦の真下にサウンドホールを設けたフラットトップには敵わなかった。

しかしエレキギターの時代になり音量面での不利が無くなると、アーチドトップのギターはその形状からくる独特のサウンドがジャズやブルースギタリストに愛されるようになる。

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執筆者:タケ
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

ギター歴23年。

愛機:Gibson Les Paul Custom、Black Cloud Aging Label #022、Stilblu #100、Legator Ninja N7FX

日々、ギターのお勉強中。