ギター用語

ボコテ − エキゾチックな木目が美しい木材

ボコテとは

ボコテは、エレキギターのトップ材やアコースティックギターのサイド・バック材として使われる木材。メキシコなど中南米で採られ、ジリコテと同じムラサキ科カキバチヤシカキバチヤシノキ属であり、エキゾチックな木目が魅力的。

英語では「bocote」だが、「ボコテ」「ボーコテ」「ボコーテ」など表記は様々。他には「リオグランデ・パリサンダー」と呼ばれたり、日本では仏壇に用いられ「黄王檀」「黄金檀」とも呼ばれている。

ボコテの特徴

エキゾチックな木目

ボコテの最大の特徴は、茶色の中に入る黒褐色の細かい縞模様の木目。非常にエキゾチックなルックスで、エレキギターのトップ材やアコースティックギターのサイド・バック材として用いることで抜群の存在感を持たせることができる。

ボコテを使ったギター

EVH Wolfgang WG Standard Exotic Bocote

2021年にEVHブランドから発売されたエディ・ヴァン・ヘイレン・モデルの『WOLFGANG STANDARD』。上位モデルと比べるとスペックは落とされているが、トップ材にボコテ材を用いていることで存在感のあるルックスとなっている。

その他

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目(製作中):
Stand -Alone


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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