ギター用語

コリシディン ‐ 薬瓶タイプのスライド・バー

コリシディンとは

コリシディンは、スライド・ギターの演奏に用いるガラス製のスライド・バー。もともとはアメリカの風邪薬「Coricidin」の薬瓶のことで、そのレプリカとして作られたスライド・バーが「コリシディン・タイプ」と呼ばれる。

コリシディン

コリシディンとデュアン・オールマン

オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリストだったデュアン・オールマンが、コリシディンの瓶をスライド・バーとして愛用していたことから、ギタリストの間で使われるアイテムとなっている。

デュアンが誕生日の日に風邪をひいて寝込んでいた際、弟のグレッグがプレゼントとお見舞いとしてタジ・マハールのレコードと瓶に入った風邪薬(コリシディン)を持って訪れた。デュアンはジェシ・エド・デイヴィスの演奏するスライド・ギターのプレイに魅入られ、風邪薬の瓶からラベルを剥がし、それを使ってスライド・ギターをマスターしたのだという。

デュアンがコピーしたタジ・マハールの『STATESBORO BLUES』

コリシディン・タイプのスライド・バー

デュアンが使っていた当時はアメリカではポピュラーだったコリシディンだが、1980年代には瓶入りのものは生産中止となっており、瓶自体は現在ではプレミアが付いている。

そのため、コリシディンを再現したコリシディン・タイプと呼ばれるスライド・バーが発売されている。

JIM DUNLOPから発売されている「BLUES BOTTLE SLIDE」。

軽くて扱いやすいのが特徴だが、ガラス製なので割れやすい点と貫通していないので蒸れやすい点には注意。

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執筆者:タケ
ギターコンシェルジュ運営者。日々、ギターのお勉強中。