ギター用語

フィンガーランプ – ベースのフィンガーピッキングを安定させるパーツ

フィンガーランプとは

フィンガーランプ(finger ramp)は、ベースのフロントピックアップとリアピックアップの間、あるいはその周辺に取り付けるパーツ。フィンガー・ピッキングの際に指が奥まで入らないようにすることで、ピッキングを安定させることができる。

ピックアップの形状や配置に合わせるので、フィンガーランプの形もさまざま。

フィンガーランプの取り付け

フィンガーランプは両面テープで固定するのが手軽で一般的。ただし、取り外す際にボディ表面の塗装が剥がれてしまう場合もあるので注意が必要。また、ピックアップの固定ネジを利用する場合や、前後のピックアップで挟みこんで固定する場合などもある。

プロのベーシストも愛用

プロのミュージシャンにも愛用者は多く、海外ではリチャード・ボナやゲイリー・ウィルス、日本のベーシストではIKUOなどが使用している。

リチャード・ボナ

Ibanezのゲイリー・ウィルス・シグネイチャーモデルには、フィンガーランプが最初から装着されている。

T.M.Revolutionのサポートなどを務めるベーシスト、IKUO。

フィンガーランプのメリット・デメリット

メリット

  • フィンガーピッキングがスムーズに、安定する
  • 親指を乗せる場所が増える

フィンガーピッキングがスムーズに、安定する

フィンガーランプの最大のメリットは、ピッキングする指先が深くまで入らなくなること。ピッキングした指はフィンガーランプに当たって止まることとなるので振り幅が小さくなり、特に速いピッキングの際に指の動きがスムーズになり、安定する。音の粒も揃いやすくなる。

親指を乗せる場所が増える

ピックアップ以外の場所にも親指を置く場所ができるというのもメリットの一つ。フィンガーランプは、フィンガーレストとしての役割も果たしてくれる。

デメリット

  • アクセントを付けにくくなる
  • 音質に影響する可能性
  • 見た目が変化してしまう

アクセントを付けにくくなる

指が深く入らなくなるというメリットは、逆にデメリットともなる。深くピッキングをすることが物理的にできなくなるので、振り幅の差で強弱を付けるプレイはしにくいということになる。

しかし、これについてはフィンガーランプを装着した状態でもアクセントを付けることができないというわけではなく、装着した状態でのアクセントの付け方を身につければ問題ないとも言える。

音質に影響する可能性

ボディに何かしらのパーツを新たに取り付けるということは、音質が変化する可能性もある。これはフィンガーランプの素材や形状はもちろん、ボディ側の素材などの条件次第なので、どのような変化があるかはケース・バイ・ケース。良い変化も悪い変化もあれば、気にならないという人もいるだろう。

見た目が変化してしまう

ルックスの変化が大きいというのも一つのデメリット。持っているベースに合う色の物があれば良いが、全く違う色だったりすると印象が大きく変わってしまう。

見た目の変化を気にするのであれば、透明なアクリル製のフィンガーランプという選択も有り。

ABOUT ME
タケ
ギターコンシェルジュ運営者。日々、ギターのお勉強中。