ギター用語

一五一会 ‐ 指一本でコードが弾ける、4弦の弦楽器

一五一会

一五一会とは

一五一会は、ギターのようなルックスの4弦の弦楽器。指一本で簡単にコードを押さえることができ、ギターに挫折した人でも気軽に演奏できる楽器となっている。BEGINヤイリギターが共同開発し、2003年に発売された日本の創作楽器。

楽器の発売同年には、BEGINが一五一会を全面に使用してセルフカヴァーをしたアルバム『一五一会』が発売されている。

一五一会バージョンの『島人ぬ宝』

一五一会の特徴

  • 指一本でコードを演奏できる。
  • 楽譜は漢数字でコードを示す。

指一本でコードを演奏できる。

チューニングは4弦から順に「G,D,G,D」となっており、指一本のセーハでルート音と5度上の音、ギターにおけるパワーコードのような演奏が簡単にできる。楽器の初心者や、音楽の知識が全く無い人でも気軽に弾けることを意識して作られている。

動画のように指一本でコードを弾けるのが一五一会の最大の特徴

楽譜は漢数字でコードを示す

一五一会の楽譜は漢数字で表記されている。コードを知らなくても、この数字通りに押さえれば曲が演奏できるようになっている。

一五一会の指板にはポジションマークがないが、サイド側に漢数字が書かれている。漢数字=フレット数ではないことがわかる。

一五一会の種類

一五一会には、「ベーシック」「音来」「奏生」の3種類のモデルがある。

ベーシック

基本的な一五一会となるモデルの「ベーシック」。ベーシックという名前だが、3種類のモデルの中では最も高額な上位モデルとなる。

トップソリッドスプルース
バック/サイドソリッドマホガニー
ネックマホガニー
指板ローズウッド
ブリッジローズウッド
スケール630mm

音来(ニライ)

音来は価格を抑えた廉価版の一五一会。ボディの形状も少しベーシックから変化しているが、スケールとチューニングは同じ。「音来(ニライ)」という名前はBEGINが命名したもので、後述の「奏生(カナイ)」と合わせて「ニライカナイ」となり、これは沖縄地方に伝わる「理想郷」のこと。

トップソリッドスプルース
バック/サイドマホガニー
ネックマホガニー
指板ローズウッド
ブリッジローズウッド
スケール630mm

カラーバリエーションのブラウンサンバースト。

こちらはレッドサンバースト。

音来レッドサンバースト音来 RS

奏生(カナイ)

コンパクト化され、楕円形のボディとなった「奏生」。軽くて小さく扱いやすいのに加え、ナイロン弦を採用して初心者でも押さえやすくなっている。価格も最も低価格。また、奏生のみチューニングが「C,G,C,G」となっている。

トップソリッドスプルースorシダー
バック/サイドリンデン(シナ)
ネックマホガニー
指板ローズウッド
ブリッジニャトー
スケール475mm

ヘッドにはBEGINの島袋がデザインした亀のロゴ。よく見ると甲羅に「奏生」の文字が入っている。

奏生

ヘッド裏の「かかと」。ここを支えにして横置きして演奏ができる。

奏生

カラーバリエーションのブラウンサンバースト。

こちらはレッドサンバースト。

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執筆者:タケ
ギターコンシェルジュ運営者。日々、ギターのお勉強中。