ギター用語

ネックプレート ‐ ボルトにかかる圧力を分散するためのパーツ

ネックプレート

ネックプレートとは

ネックプレートは、ボルトオンタイプのボディとネックの接合部分に用いられるパーツ。「ジョイントプレート」とも呼ばれる。

ネックプレートの役割

ネックプレートは、ボルトとボディの間に挟んで用いられる。ボルトにかかる圧力をプレートを介することで分散させるのが主な役割で、これにより圧力によって穴が広がるのを防いでいる。穴が広がってしまうと、最悪割れてしまうといったトラブルにつながる。

ボルトオンタイプでもプレートを用いていない場合には、ジョイント・ブッシュと呼ばれるパーツを挟むことで圧力を分散している。ボルトの周りに見える円形の金具がジョイント・ブッシュ。ネックプレートと比べると分散する効果は低めとなる。

ネックプレートの種類

ネックプレートには形状や材質などで様々な種類がある。

形状

一般的なネックプレートは四角形に4本の穴が空いている「4点止め」と呼ばれるものが多いが、ヒールカットに合わせた形状の物や、三角形に近い「3点止め」の物もある。

一般的なストラトキャスターの四角形のネックプレート。

ヒールカットされている場合、その形状に合わせた五角形や弧を描いた形状となる。

ネックの角度を調整できる「マイクロティルト」呼ばれる技術が用いれているモデルがあり、その中には3本のボルトで止める3点止めのもがある。

※フェンダー(CBS時代)では、1971年から1983年頃までストラトキャスターやテレキャスターなどの機種で3点止め、及びマイクロティルトを採用していた。

交換用プレート

ネックプレートはその厚さや材質によってサウンドにも影響があると言われている。そのため、交換用のパーツとしても様々な物が販売されている。

スタンダードなスティール製のFenderネックプレート”F”。70年代のヴィンテージスタイルを再現したプレートで、ほとんどのFender製ギター/ベースに使用することができる。

国産のギター・メーカーFreedom Custom Guitar Researchから発売されている『Tone Shift Plate』。「トーンシフト」という名前の通り、サウンドの変化を目的としてつくられているブラス製の交換用ネックプレート。

厚さは倍音に重きを置いた厚さ2mmと、サスティーンを向上し太い低域サウンドを作り出す3mmの2種類で、それぞれにクロームとゴールドの2色、計4種類が発売されている。

HATAのステンレス製ジョイントプレート。ハリのあるサウンドとサスティーンの向上が得られるとされている。

富山県の楽器店Blue Guitarsのプライベートブランド『stilblu』から発売されている『Patina』。富山の伝統工芸を用いた銅と真鍮製のオリジナルネックプレートで、カラーも豊富。

ネックプレートにはデザイン性を重視したオシャレな製品も多い。GOTOHからも「アートコレクション」として発売されている。演奏中には見えないが、それでも見た目にはこだわりたいという人に。

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執筆者:タケ
ギターコンシェルジュ運営者。愛機:Stilblu #100、Black Cloud Aging Label #022、Gibson Les Paul Custom日々、ギターのお勉強中。