ギター用語

オイルフィニッシュとは ‐ オイルを染み込ませることで木材を保護する塗装・仕上げ

オイルフィニッシュとは

「オイルフィニッシュ」は、塗料による塗膜を形成せず、木材の表面に植物油系オイルを染み込ませる仕上げの方法。オイルが浸透し木材を保護する。

ネックに用いられることが多く、サラサラした手触りで演奏性も高い。

塗料を使わない場合、木材の持つありのままの木目を残し、ナチュラルで高級感のある仕上がりとなる。

オイルフィニッシュが全てナチュラルな色味というわけではなく、色のついたものもある。着色後にオイルを塗って仕上げるか、着色料が入ったオイルの場合もある。

オイルフィニッシュのメリット・デメリット

  • 塗膜が非常に薄いため、鳴りが良い。
  • オイルが浸透し湿気を吸いにくくなるため、木材が安定する。
  • 肌触りが良い。
  • わずかな塗膜は作られるが、徐々に汚れが浸透する。
  • 摩擦に弱く、色落ちしやすい。(味が出やすいとも言える)

市販のオイルフィニッシュ用オイル・やり方

オイルフィニッシュは自作ギターや、塗装を剥がしてのリフィニッシュとして施すこともできる。

オイルフィニッシュの定番、ワトコオイル

ギターメーカーでもあるXOTICのOIL GEL

ABOUT ME
執筆者:タケ
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

ギター歴23年。

愛機:Gibson Les Paul Custom、Black Cloud Aging Label #022、Stilblu #100、Legator Ninja N7FX

日々、ギターのお勉強中。