ギター用語

パドゥク − 鮮やかな赤褐色が特徴の木材

パドゥク(Padauk)とは

パドゥクは、エレキギター/ベースのボディ材やネック材、指板材として、またアコースティックギターのサイド・バック材として使われる木材。あまりメジャーなギター用木材ではなく、どちらかと言えばベースに使われることが多い。「パドゥーク」や「パドック」とも。

パドゥクの特徴

  • 明るく鮮やかな赤褐色
  • やや重く、硬い材質
  • 加工性が良く、扱いやすい木材

明るく鮮やかな赤褐色

心材の色は明るく鮮やかな赤褐色で、オレンジ色を帯びていることもある。日光にを浴びると退色し深紫褐色になっていく。鮮やかな赤みが美しいことから、家具や床柱などに使われ、ギター以外の楽器ではシロフォンやマリンバといった鍵盤打楽器に用いられている。

パドゥクを使ったミニシロフォン

加工性が良く、扱いやすい木材

パドゥクは加工性が良く扱いやすい木材。乾燥後はやや割れやすいものの、安定性は高く、曲げや摩耗にも強いのでネック材や指板材としても使うことができる。

パドゥクを使ったギター

Washburn N4 Padauk

パドゥクを使ったギターはあまり多くはないが、代表的なものがWashburnのヌーノ・ベッテンコートモデルである『N4』。1991年に発売されたN4はアルダーボディだったが、1993年に発表された『N4 Padauk』ではボディとネックにパドゥクが用いられた。別名『N4 DARK』、製品名は『N4EPNM』

また、この『N4 Padauk』には、初期に少数のみ生産されたレアな「オールパドゥク」という、ボディからネック、指板、ヘッド全てがパドゥク材というものも存在している。

その他

他にはアコースティックギターのサイド・バック材や、他の材と張り合わせたプライネック、ベースのボディ材などで使われている。

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執筆者:タケ
ギターコンシェルジュ運営者。愛機:Stilblu #100、Black Cloud Aging Label #022、Gibson Les Paul Custom日々、ギターのお勉強中。