ギター用語

パーフェロー ‐ ローズウッドの代替として使われる指板材

パーフェロー(pau ferro)とは

パーフェローは、主に指板材として用いられる木材。資源量が豊富で、入手が困難になったローズウッドの代替材として使われることが多い。別名「モラド」。また、南米のブラジルやボリビアが産地であることから、「ボリビアン・ローズウッド」と呼ばれることもあるが、ローズウッドとは全くの別物。

ローズウッドの代替材として

以前から指板材として用いられていたが、2017年のワシントン条約でインディアン・ローズウッドが規制対象となり輸出入が難しくなったことから、その代替として見た目や質感の近いパーフェローが注目を集める形となった。

中でもFenderがメキシコのエンセナダ工場で製造しているギター・ベースをローズウッドからパーフェローに切り替えたことが、パーフェローが広く使われるきっかけの一つになったと言える。

メキシコ製の『Player』シリーズ。7万円前後で手に入るお手頃価格のモデル。

安価なモデルに広く使われるようになったことから、「代替材=劣化版」と思われがちだが、もともとは高級なモデルにも使われていたように、ローズウッドの下位互換のような木材というわけではない。

Fenderでは以前からスティーヴィー・レイ・ヴォーンやジャコ・パストリアスのモデルにパーフェローを使用していた。

Stevie Ray Vaughan Stratocaster

Jaco Pastorius Jazz Bass

パーフェローの特徴、ローズウッドとの違い

  • 明るい赤橙色に黒い縞模様
  • 立ち上がりの良い、クリアなサウンド

パーフェローは少し明るい赤橙色に、黒い縞模様が入る。ローズウッドと比べても明るい色味に、木目も目立ちやすい見た目をしている。

木材の硬さや含まれる油分はローズウッドに近いものの、サウンドの特性については立ち上がりが速く、エボニーに近いと言われている。Fenderの公式サイトでは、「切れのよいアタックとクリアなサウンド」と表現している。

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タケ
ギターコンシェルジュ運営者。日々、ギターのお勉強中。