ギター用語

ピックスクラッチ – 巻き弦をピックで擦るテクニック

ピックスクラッチ

ピックスクラッチとは

ピックスクラッチ(pick scratch)は、エレキギターの奏法の一つで、ピックを巻き弦(6弦や5弦など)に擦りつけることで音を出すもの。独特の効果が得られることから、曲のイントロ部分やギターソロのアクセント等に用いられることが多い。

TAB譜ではバツ印に波線で描かれることが多く、「Pick Scratch」は「P.S.」と略して書かれていることもある。

ピックスクラッチTAB

海外では「pick slide」や「pick scrape」とも呼ばれる。「scrape」は「こする」「ゴシゴシする」といった意味。

ピックスクラッチのやり方

ピックを6弦や5弦といった巻き弦に、垂直に近い角度で当てて擦りつける。基本的にはディストーションなどで歪ませた状態で行うことが多く、深く歪んだ状態ほど激しいサウンドを得ることができる。

ゆっくり擦れば「カリカリ」「チリチリ」といった音になり、速く擦れば「ギューイーン」とジェット機のような迫力ある音になるなど、擦りつける強さやスピード、角度によって様々な表現が可能

ピックが削れやすい奏法なので、演奏に支障のない上の部分を使うと良い。

ピックスクラッチが印象的な楽曲

VAN HALENの『Sucker In A 3 Piece』。冒頭の「ズキューン」が非常に印象的。

イングヴェイの『Motherless Child』。こちらもピックスクラッチからイントロが始まる。

Deep Purpleの『Speed King』。随所でリッチー・ブラックモアのピックスクラッチが見られる。

東京事変『群青日和』では、曲の最後の部分で用いられている。

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タケ
ギターコンシェルジュ運営者。日々、ギターのお勉強中。