ギター用語

ラウンドエッジ加工とは ‐ 指板のサイドを丸くする加工のこと

ラウンドエッジ

ラウンドエッジ加工とは

「ラウンドエッジ加工」は、指板のサイド部分を丸くする加工のこと。角を丸くすることで、角の立った指板と比べて手の当たりが柔らかくなり、演奏性を高めることができる

サイドスキャロップ加工

同様に演奏性を高めるための指板サイドの加工として、「サイドスキャロップ加工」や「スキャロップド・エッジ」と呼ばれる加工もあり、こちらはフレットとフレットの間をえぐるような形状となっている。

サイドスキャロップと言えば、James Tyler。

フレット・ラウンドエッジ加工

指板サイドと同様に、演奏性を高めるためにフレットの端を丸くする加工が「フレット・ラウンドエッジ加工」。フレットのエッジを球状に丸めることから「ボール・エッジ加工」とも呼ばれる。James TylerやSadowskyといったハイエンドブランド、Ibanezの高級機種などで見られる。

フレットの端は斜めにし過ぎると弦落ちしやすくなってしまう可能性もあるため、手間がかかる加工となり、その分価格も高くなる。

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執筆者:タケ
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

ギター歴23年。

愛機:Gibson Les Paul Custom、Black Cloud Aging Label #022、Stilblu #100、Legator Ninja N7FX

日々、ギターのお勉強中。