ギター用語

スラントマウント ‐ 斜めに配置されたピックアップ

スラントマウント

スラントマウントとは

スラントマウントは、弦に対して斜めに配置されたピックアップのこと。また、斜めに配置することを「スラントする」等と表現する。一般的なストラトキャスターやテレキャスターで見られる。

「スラント(slant)」は、「傾斜」や「斜線」といった意味。

3シングル・ストラトキャスターのリア・ピックアップや、2シングル・テレキャスターのリアピックアップは高音弦側がブリッジ方向に寄ったスラントマウント。

スラント-st スラント-TL

スクワイヤーのスーパーソニックは、逆に低音弦側がブリッジ方向に寄ったスラント。
スラント-SS

スラントマウントでサウンドが変わる理由

スラントマウントにすることで、弦と垂直にした場合とではサウンドに変化が起こる。

ストラトキャスターやテレキャスターのように、高音弦側をブリッジ方向に傾けた場合には、低音弦側はローが強調された太い音に、高音弦側はハイが強調されたサウンドになる。

エレキギターは、ピックアップの設置位置によってそのサウンドキャラクターは変化する。ネック側に寄るほど中低音が強調された太く柔らかいサウンドになり、ブリッジ側に寄るほど高音が強調された鋭いサウンドになる。これはネック側は弦の振幅が大きく、ブリッジ側では小さくなり、ピックアップが拾う倍音成分が変化することによるもの。フロントピックアップとリアピックアップのサウンドの違いを比べるとわかりやすい。

この設置位置によるサウンドの変化はわずかな位置の違いでも現れるため、スラントマウントのように斜めにピックアップを設置することによって、一つのピックアップの中でも低音弦側と高音弦側のサウンド・キャラクターを調整することができる

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執筆者:タケ
ギターコンシェルジュ運営者。愛機:Stilblu #100、Black Cloud Aging Label #022、Gibson Les Paul Custom日々、ギターのお勉強中。