ギター用語

シカモア − 魅力的な杢の出る、ソフトメイプルの仲間

シカモアとは

シカモアは、エレキギターのトップ材や、フルアコのサイド/バック材として用いられる木材。キルトカーリーといった杢が出るものもあり、高級ヴァイオリンのストラディバリウスの甲板として使われていたことでも知られる。

ムクロジ科カエデ属でソフトメイプルの仲間であることから「シカモアメイプル」や「ヨーロピアンメイプル」、また「ホワイトシカモア」「セイヨウカジカエデ」等とも呼ばれている。イチジク属の木にも「シカモア」と呼ばれる木があるが、それとは別物。そちらはギターには使われない。

シカモアの特徴

  • 稀に美しい杢が現れる
  • 軟らかく、加工しやすい

稀に美しい杢が現れる

シカモアは見た目もソフトメイプルによく似ており、一部にはカーリーやキルトといったきれいな杢目が現れる。その美しさから、トップ材やサイド/バック材に用いられることが多い。ただし、強い杢が出ているものは珍しく、高価になりがち。

カーリーメイプル
カーリーメイプル ‐ 波状にシワが寄った杢のメイプル材カーリーメイプルとは・意味 「カーリーメイプル」は、波状にシワが寄ったような杢が出たメイプル材のこと。ボディトップだけでなく、ネック材...

軟らかく、加工しやすい

ソフトメイプルに近く、ハードメイプルと比較すると軟らかく、加工しやすいのも特徴の一つ。ハードメイプルのようにネックに使われることはあまりない。

シカモアを使ったギター

ヤマハのセミアコ『SA-2200』。トップ/バックにはメイプルとシカモアのラミネート材、サイドにはバーチとシカモアのラミネート材が使われている。



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執筆者:タケ
ギターコンシェルジュ運営者。日々、ギターのお勉強中。