ギター用語

ジリコテ − 美しい木目を持つ希少な木材

ジリコテ

ジリコテ(ziricote)とは

ジリコテは、エレキギターのボディトップ材や指板材、アコースティックギターのサイド・バック材として用いられる木材。暗い茶色に黒い縞の入った独特な美しい木目を持っている。

中央アメリカからメキシコ南部に生育するムラサキ科の針葉樹。日本では「シャム柿」と呼ばれることもあるが、これは黒柿の代用材として使われたことから名付けられたものであり、シャム(タイのこと)産でもなければ、柿の木でもない。

ジリコテの特徴

  • 独特な美しい木目
  • 高密度で硬い材
  • 希少なため、高価

独特な美しい木目

ジリコテは、暗い褐色に、黒い年輪の縞模様が入っており、見た目はウォルナットにも似ていると言われる。中には独特な木目を持つものもあり、トップ材やバック材として用いると派手な印象を与える。

高密度で硬い材

木材としては非常に硬く、指板材にも用いられる。その硬さからエッジの効いた重厚なサウンドを作り出してくれる。また、硬いながらも高い弾力性があり、加工性も良い。

希少なため、高価

現在は非常に希少な材となっており、市場にはあまり出回らない状態。そのため、ジリコテを使用したギターは価格も高価になりがち。

ジリコテを使ったギター

PRS SE Custom 24 Ziricote

PRSが2019年に限定で発売したSE Custom24 Ziricote。ボディトップにジリコテを使い、ヘッドにも使用したマッチングヘッド。日本国内には20本しか入荷されなかった。

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Fender American Acoustasonic Ziricote

Fenderから発売されたAmerican Acoustasonicの限定版。トップ材にジリコテ、サイドとバック材にはブラックリンバ(コリーナ)が使われている。

PRS SE A60E

PRSのエレアコ『SE A60E』。ボディサイドとバック、ヘッドにもジリコテが使われている。鬼のようなド派手なバックが存在感抜群。
SEA60E
SEA60E
SEA60E
SEA60E

Headway HSJ−5115SE/ZR

Deviserのアコースティックギター・ブランドHeadwayのジャパンチューンナップシリーズの1本。こちらもサイド・バック材にジリコテを使用。

ABOUT ME
執筆者:タケ
ギターコンシェルジュ運営者。愛機:Stilblu #100、Black Cloud Aging Label #022、Gibson Les Paul Custom日々、ギターのお勉強中。