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フーテナニーとは:聴衆も歌や手拍子などで参加するコンサート形式のこと

フーテナニーとは:聴衆も歌や手拍子などで参加するコンサート形式のこと

フーテナニー(Hootenanny)とは

  • フーテナニーは、聴衆も歌や手拍子などで参加するコンサート形式のこと。
  • 主にフォーク・ミュージックにおける観客参加型のコンサート形式を指す言葉であったが、現在はあまり使われる機会が少なくなっている。
  • フーテナニーはアメリカで生まれたコンサート形式で、日本にフーテナニーという形式を持ち帰ったのは、フォークシンガーの雪村いづみだと言われている。
    日本では1960年代当時、「〇〇フーテナニー」と銘打ったコンサートやイベントが開かれていた。

  • 「Hootenanny(húːtənæ̀ni)」を英語の字書を紐解くと、以下の2つの意味があると説明している。
    1. フォーク・シンガーによって行われる、観客も参加する形式のコンサート
    2. 名前が分からないもの、名前を忘れられたもの
  • バークリー音楽大学が出版している『Berklee Contemporary Dictionary of Music』では、Hootenannyを以下のように解説している。

Hootenanny:
A folk-music gathering in which musicians play for each other in front of an audience.
直訳:音楽家が聴衆の前でお互いのために演奏するフォーク・ミュージックの集まり。

現在のライブやコンサートでよく行われている「観客が歌手と一緒に曲を歌うこと」を「シンガロング」という。詳しくは以下の記事で解説。

シンガロング(Sing-along)− 一緒に歌を歌うこと
シンガロング (Sing-along):「 一緒に歌を歌うこと」という意味シンガロングとは シンガロングは以下の3つの意味がある。 ①複数人が一緒に歌を歌うこと ②ライブやコンサートで観客が歌手と一緒に曲...
ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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