音楽用語

ユニゾン (Unison) とは:2つ以上の声部 (楽器) で同じ旋律を演奏すること

ユニゾン(Unison)− 2つ以上の声部(2つ以上の楽器)で同じ旋律を演奏すること

ユニゾン(Unison)とは

  • 音楽における「ユニゾン(Unison)」は、2つ以上の声部で同じ旋律(メロディー)を演奏することを指す。
    2つ以上の楽器で同じ旋律を演奏したり、2人以上で同じ旋律を歌ったりすることをユニゾンと呼ぶ。
  • 1オクターブ異なる音で同じ旋律を演奏する場合は「オクターブ・ユニゾン(Octave Unison)」と呼ぶ。
    ※1オクターブ:8度の音程(半音12個ぶんの音程)
  • ユニゾンは同じ楽器同士だけでなく、異なる種類の楽器同士でも可能。
    → 歌とピアノのユニゾン、ギターとベースのユニゾン、ギターとサックスのユニゾンなど。
  • 楽曲の中の短いフレーズ(楽句)でユニゾンすることも。
  • 「Unison」は、「一致」「調和」という意味の英単語で、音楽では「同音」「同度」という意味で使われる。
  • 音楽用語としては、複数人で同じ旋律を歌う「斉唱(せいしょう)」、複数の楽器で同じ旋律を演奏する「斉奏(せいそう)」が「ユニゾン」にあたる。

  • オーケストラ譜において、「divisi(ディヴィジ:1つの声部を2つに分ける)」をした後にもとにもどることを「unison(unis.と略記)」と呼ぶ。

  • ユニゾンの例。Chick Corea『Spain』。こちらのライブではキーボード、サックス、ベースで同じフレーズをユニゾンしている。

ハモリとの違い

  • ハモリは「ハーモニーを作ること」で、メインメロディに対して異なる音程で演奏することで美しく響かせる技法。
  • 対して、ユニゾンは同じ旋律で歌ったり演奏したりすることであるため、ハモリとは異なる。
ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
運営者情報
関連記事