音楽用語

声部とは:多声音楽において楽曲を構成する各旋律線のこと

声部(せいぶ)− 多声音楽において楽曲を構成する各旋律線のこと

声部(せいぶ)とは

  • 【読み方】せいぶ
  • 声部は、多声音楽(複数の声部から成る音楽)において、楽曲を構成する各旋律線を指す
    多声音楽の解説
  • 声部は「パート」とも呼び、旋律を織りなす声部を「メロディ・パート」、和声を織り成す声部を「ハーモニー・パート」というように呼ぶ。
  • 複数人で演奏する際、または一人で複数の音を奏でる時に、それぞれの旋律線や和声を声部(パート)と呼ぶ。

  • 声部(パート)は、ソプラノ、アルト、テノール、バスなど声域によって分ける、または高音部・低音部、主声部・副次声部などで分けられる。
  • 声種(ソプラノ、アルト、テノール、バスなど)での分類以外に、音域が高い順に第1声部、第2声部、第3声部、第4声部と分類する呼び方もある。
  • コーラスの場合、声部(パート)の数によって2声部、3声部、4声部…というように表現する。
  • 合唱の場合は声部の数によって二部合唱、三部合唱、四部合唱…というように呼ぶ。
  • 重唱の場合は声部の数によって、二重唱、三重唱、四重唱…というように呼ぶ。

外声と内声

外声(がいせい)
多声部楽曲における最高声部(最も高い声部)と最低声部(最も低い声部)を指す。混声四部合唱曲であれば、ソプラノとバスの声部が外声にあたる。

内声(ないせい)
多声部楽曲における外声以外の声部を指す。最高声部と最低声部との中間を埋める声部を内声という。混声四部合唱曲であれば、アルトとテノールの声部が内声にあたる。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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