音楽用語

マルチプレイヤーとは:複数種類の異なる楽器を弾きこなせるミュージシャンのこと

マルチプレイヤー − 複数種類の異なる楽器を演奏できるミュージシャン

マルチプレイヤーとは

  • 音楽における「マルチプレイヤー」は、複数種類(2種類以上)の異なる楽器を弾きこなせるミュージシャンを指す。「マルチ奏者」とも呼ばれる。
  • 「マルチ(multi)」は、「複数の」「多くの」を意味する。
  • 英語に「Multi-Player」という単語はあるが、英語圏では複数種類の楽器を使いこなすミュージシャンを「Multi-instrumentalist(マルチ・インストゥルメンタリスト)」呼ぶ。
  • マルチプレイヤーに明確な定義はないが、ピアノとキーボードなどの演奏性が近い楽器ではなく、ピアノとギター、サックスとギターなど演奏性やカテゴリが異なる楽器を弾きこなす人を指すのが一般的。
  • 音楽以外では、複数の役割をこなす人をマルチプレイヤーと呼んだりする。

  • マルチプレイヤーは、コンピューターゲームで複数の人(2人以上)が同時にプレイできる方式を指す言葉でもある。
  • ちなみに、野球やサッカーなどのチームスポーツにおいて、複数のポジションをこなす人は「ユーティリティープレイヤー(Utility Player)」と呼ぶ。
    ※「Utility」は、「有用」や「役に立つもの」という意味。

マルチプレイヤーの例

Prince(プリンス)
ボーカル、ピアノ、キーボード、ギター、ベース・ギター、ドラムなど、さまざまな楽器を弾きこなすことで知られる。初のスタジオ・アルバム『For You』は一人でボーカルから演奏まで行い作り上げた。

Jacob Collier(ジェイコブ・コリアー)
ボーカル、ピアノ、キーボード、ギター、ベース・ギター、ドラム、パーカッションなど、多数の楽器を使いこなすマルチプレイヤー(マルチ・インストゥルメンタリスト)。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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