ギタークラフト

トラスロッドの溝加工:ギタークラフト学校日誌(59)

今日の講義はネック材とボディ材の接着について。そこまで工程が進めば、いよいよギターとして形ができてきますね。

実習はトラスロッドの溝加工を。ハンディルーターで溝を掘っていきます。

まずロッドアジャストとロッドエンドの近くにスペーサーを置きます。

次にトラスロッドの溝加工用の治具をセッティングします。

ヘッド側、ボディ側、7フレットの位置でビスで固定するので、3箇所にドリルで穴を開けました。

もう掘り終わった後ですが、ロッドアジャストとロッドエンドの溝を超えないようにマスキングテープで印をつけています。ハンディルーターの端がマスキングテープの位置まできたらUターンします。

実はロッドエンド近くを掘るときにミスってしまい、加工線の外側を削ってしまいました…。接着剤で埋めて補修はしましたし、機能的には問題ないですが、こういうミスはダメですね…

明日はクラス全員で1作目のギターの撮影をしにいくので、実習の時間はないかもしれません。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
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