ギタークラフト

塗装(サンディングシーラー):ギタークラフト学校日誌(109)

今日は講義はなし、実習のみです。
先週からようやく塗装に入れたので、今週はどんどん塗装をしていきます。

今日は先週末にやったウッドシーラー(ヤニ止め)のケバ取りからしていきます。

写真ではわからないですが、触るとザラザラした状態なので、#600のペーパーでケバを取っていきます。
このケバ取りは磨くのではなく、ペーパーで表面をサッと撫でるだけでOKです。
ほんとにサッと撫でるくらいの力でケバは取れます。

ケバ取りをしたボディと#600。
やっぱり写真ではケバ取り前と後ではほとんど一緒に見えますね。
触るとサラサラしているのでビフォーアフターで全然違います。

次はサンディングシーラー(中塗り)です。
着色面の基盤を作る塗装で、木材の表面に厚い塗膜を作り、サンディング(サンドペーパーがけ)して平らな塗装面を作ります。
1日乾燥させた後にサンドペーパーで表面を磨いて平らにします。

今回のサンディングシーラーの工程としては、1日目は30分の間隔を空けて5回全体を塗料で吹付けをし、1日乾燥させ、2日目に#320で磨きます。
今日は1日目で、5回吹付けをしました。
これは1回目の吹付け後に撮った写真です。

これは4回目の吹付け後に撮った写真です。
硬化剤が劣化している影響で、ところどころ白濁しています。
ただ、今回は潰し着色するので、特に問題ありません。

これも4回目の吹付け後のバックの写真です。

今回使うピックアップをもらいました。
リアが4芯のクォーターパウンド、フロントが10ピッチ4芯のピックアップです。
フロントだけカバードになります。

今日はここまで。
明日はサンディングシーラーの磨きをやっていきます。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
運営者情報
関連記事