ギタークラフト

3作目のトラスロッド溝掘り、埋木づくり:ギタークラフト学校日誌(142)

今日はトラスロッド溝掘りの続きです。

ロッド溝掘り用の治具をセッティングしてトリマーで掘っていきます。
写真ではわかりづらいですが、2フレット、7フレット、13フレットあたりにビスを刺して固定しています。
(ドリルでΦ2ビットで深さ5mmの穴をあけて固定)
7フレットのビスはしっかり下まで回して指板面にぴったりつけ、2フレット、13フレットのビスは指板面から浮いた状態にしたいので治具が下がらない程度に締めます。

ビスで固定したら、150mmスケールで治具の左右が平行になっているか確認。
どちらかに傾いていたらビスを締め直して調整します。

掘る前にもう1点確認すべきポイントがあります。
まずトリマー本体を治具の溝のどちらかに寄せます。
その状態でトリマーの刃がどの位置にあるかを確認し、左右の中心で掘れそうならOKです。

トリマーの刃はちょうど中心にあるわけではなく、上下、または左右どちらかに寄っている場合が多いそうです。
今回は写真で見てトリマーを左寄せで掘っていきますが、刃の位置に寄っては右寄せで掘ったほうがいい場合があります。

左右の停止位置にマスキングテープを貼っておきます。
トリマーの端がここまで来たら折り返します。
治具の溝の片側に寄せて掘るので、左右に往復するだけです。
最深部で13mm掘れるように設定して掘っていきます。

溝掘ってるとこ(photo by 先生)

掘れました。

治具を外す前に、治具の曲線に合わせて埋木に罫書きをしておきます。

綺麗に掘れました。
7フレットあたりが最深部でジャスト13mm。天才。

叩きノミとマイクロチゼルでロッドエンドの角を作ります。

アジャスト側もナットの接地面に角を作ります。

埋木を罫描きした位置でバンドソーで切って、エコノミーサンダーで面を整えて。

埋木はこのままではロッド溝に対して大きいので、豆平鉋とスクレイパーで削って厚みを調整します。

今日はここまで。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2021年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目(製作中):
Stand -Alone


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ ギタークラフト製作日記
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