ギタークラフト

トラスロッド作成:ギタークラフト学校日誌(60)

今週はずっと1作目のナット交換をしていて、2作目が全然進んでいません。明日の授業終わりに、自分の作ったギターを、ESPエンタテインメントのギター科講師で、プロのギタリストの方に弾いてもらうので、1作目の調整を念入りにしていました。自分の作ったギターを人に弾いてもらうのは始めてなので、緊張しますね。

1作目の調整が済んだので、2作目の続きをしていきす。

ロッド溝よりも長いトラスロッドを切って埋め込みます。

まずはロッドエンドの溝をトラスロッドがしっかりハマる形に削っていきます。ハンディールーターで削ると溝の角が丸くなるので、直角にします。

小型の叩きノミとマイクロチゼルで削っていきます。

直角ができたので、トラスロッドをヘッド側にぴったり寄せることができました。

ロッドアジャスト側の角も直角に。アジャストにワッシャーを嵌め、ワッシャーから5mmの位置にマスキングテープで印をします。この印の箇所でトラスロッドを切って溝に入るようにします。

今日はここまで。明日は1学期の最終日&大掃除なので、実習時間はいつもより短めです。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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