ギタークラフト

埋め木と耳材の平面出し、ヘッド正面図の書き写し:ギタークラフト学校日誌(64)

今日も講義はなし、実習のみ。

昨日にトラスロッドの埋め木と、ヘッドの耳材を接着しました。1日乾燥させたので、留め具を外します。しっかり接着しています。

埋め木のはみ出している部分を叩きノミと豆平鉋で削り、ネック材に対して平面にします。

叩きノミでざっくり削ったのち、豆平鉋で平面に。

耳材もヘッドに対して平面になるように豆平鉋で削ります。鉋を縦にしたまま削ると端っこが削りにくいので、斜めにした状態で垂直に削っていきます。というのを先生に教えてもらいました。ほんで、先生が調整した鉋、めっちゃ削りやすい。ギター職人を目指すならば、道具の扱いも一流にならねば。

スケールをあてて平面になっているか確認。

平面になったら、#150のサンドペーパーで整えていきます。

次は、ヘッドの正面図を材に書き写す作業です。センターラインが合っているか確認。センターライン、大事。

センターラインを合わせたら、カーボン紙を敷いて正面図通りに写していきます。

ヘッドの輪郭とペグの位置を書き写し。

次はヘッド裏の平面出しをします。ペグを設置する箇所は平面にするので、ペグがギリギリ収まるくらいの位置に罫書き。

ヘッド側面は、ヘッド厚(14mm)を罫書きしておきます。

今日はここまで。明日はヘッド裏の平面出しからやっていきます。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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