ギタークラフト

トップコート後の水研ぎ(中磨き):ギタークラフト学校日誌(118)

昨日に1回目のトップコートを吹いたので、今日は#600のサンドペーパーで水研ぎ(中磨き)をします。
水研ぎは、サンドペーパーで塗装面に出来たうねりやしぶきを均一にしていく工程です。
水を使うのは、磨いたときに出たカスで目詰まりが起こるのを防ぐためです。

水研ぎは以下の4点を使います。
・ゴムパッド
・#600のサンドペーパー
・洗面器
・ペーパータオル

洗面器に水を入れ、ほんの少し洗剤を混ぜます。
洗剤を混ぜることで研いだ時の滑りを良くします。

ゴムパッドにサンドペーパーを巻き、水を付けて磨きます。
水で磨いたらペーパータオルでカスを拭いていきます。

左側が研いだ状態です。
テカリのある状態から、このくらいペーパー傷がつく状態にしていきます。
力を入れて磨きすぎると塗装が剥がれてしまうので、力はあまり入れず滑らすように磨きます。

ボディの半分だけ水研ぎしてみました。
磨いた部分と磨いていない部分の違いがわかりやすいですね。

下記のようにテカリが点々としている部分は磨けていないので、これを磨いて消していきます。

次はトップ面です。
下記の写真を見ると、点々とが目立ちます。
これはトップコートを吹いた時に塗料がしぶいてしまった状態です。
言うなれば、私のスプレーの吹き方が下手くそだった、ということです、、、

しぶいた箇所も水研ぎで取ることができました。

ボディとネックの境目もしっかり水研ぎします。

バック→トップと磨いたら、次はRを磨いていきます。
これはカッタウェイです。

片側だけ磨きました。
Rは形が崩れやすいので、磨きすぎないように注意。

今日はここまで。
中磨きを終わらせたかったですが、ネックとヘッドが残ってしまいました、、、
月曜日には終わらせて、できれば2回目のトップコートに入りたい。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2021年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目(製作中):
Stand -Alone


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ ギタークラフト製作日記
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