ギタークラフト

ウイング材の接着:ギタークラフト学校日誌(86)

今日は電車が遅延していて15分ほどの遅刻。
電車の遅延があったからか、今日は講義はなし。

実習はウイング材の整形と接着を進めます。

丸ノミと小刀で荒削りしたのち、半丸ヤスリで凸凹をできるだけ平らにしていきます。
ただし、半丸ヤスリで削ったキズは大きいので、削りすぎると次の工程でのペーパーでの磨きが大変になるので、ほどほどに。

半丸ヤスリでできたキズを#150のペーパーで整えます。

いよいよウイング材の接着です。
ウイング材とセンター材を製図に合わせて位置を決めます。
このあと先生がエコノミーサンダーで接着面を平面にしてくれました。
先生が平面にする作業を見ていましたが、今は全然できる気がしません、、、

ハタガネで固定するのですが、まずは仮止めをしてハタガネを止める位置を確認します。
前もってハタガネを固定する幅に調整しておく必要があるので、本番と同じように止めていきます。

仮止めでハタガネを止める位置が確認できたら、木工用ボンドで接着していきます。
しっかり密着させないといけないので、接着面にはできるだけ均等にボンドを塗ります。

ウイング材の接着面ボンドを塗ったら、センター材とくっつけてこすり合わせます。
空気を逃して、かつ余分なボンドが残らないように力を入れてこすり合わせないといけません。

過程の写真を撮る暇がなかったので、接着作業後の写真だけ載せておきます。

ハタガネは前後で交互に止めています。

トップ面を下向きにして一日置いておきます。

今日はもうすることがなくなったので、ノミの研ぎをして終了。
明日はボディを加工していきます。これは楽しみ。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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