6 (シックス)

C6コード (Cシックス) の押さえ方11通り・指板図・構成音

ギタコン運営者:稲垣健太
執筆者:稲垣 健太 Kenta Inagaki
(ケンタトニック)
ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)2023年入学 ギター歴25年 ドラム歴10年
中学2年の時にギターをはじめ、学生時代は軽音楽部でバンド活動に没頭し、卒業後はCDショップで働きながら多様な音楽に触れる。現在はWebディレクションの仕事をしながら、ESPギタークラフトアカデミーに通いギター製作の専門知識・技術を学んでいる。

C6コードとは

  • C6は三和音のCメジャーに長6度(メジャーシックス)の音を加えた四和音のコード
  • C6の読み方は「Cシックス」、または「Cシックスス」
  • C6コードはメジャートライアドに長6度を加えた「メジャー系」のコード
  • ルート音のC(ド)から見て長6度はA(ラ)
  • 構成音は「ルート・長3度・完全5度・長6度 (R・M3・P5・M6)」
コード名ルート音長3度完全5度
CメジャーCEG
コード名ルート音長3度完全5度長6度
C6CEGA

C6コードの指板図一覧

ギターコード表の見方

  • ギターのC6のローコードの指板図(5度を省略した押さえ方)
  • ギターのC6のハイコードの指板図(5弦3フレットをルート音とする押さえ方)
  • ギターのC6のハイコードの指板図(5弦3フレットをルート音とする押さえ方)
  • ギターのC6のハイコードの指板図(5弦3フレットをルート音とする押さえ方)
  • ギターのC6のハイコードの指板図(6弦8フレットをルート音とする5度を省略した押さえ方)
  • ギターのC6のハイコードの指板図(6弦8フレットをルート音とする押さえ方)
  • ギターのC6のハイコードの指板図(6弦8フレットをルート音とする押さえ方)
  • ギターのC6のハイコードの指板図(6弦8フレットをルート音とする5度を省略した押さえ方)
  • ギターのC6のハイコードの指板図(6弦8フレットをルート音とする押さえ方)
  • ギターのC6のハイコードの指板図(4弦10フレットをルート音とする5度を省略した押さえ方)
  • ギターのC6のハイコードの指板図(4弦10フレットをルート音とする押さえ方)

▶ ギターコード一覧

ギターコード表の見方

C6のコードトーン表(指板上の構成音の配置)

C6(Cシックス)のコードトーン表

※コードトーン:三和音、四和音のコードの構成音

▶ ◯6の構成音
指板上の音の配置一覧

ローコードの押さえ方

  • ローコード(オープンコード):開放弦を含む押さえ方
  • ハイコード:開放弦を含まない押さえ方

ローコード①

完全5度(Gの音)を省略した押さえ方
1弦は開放弦(弦を押さえない)
6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

ギターのC6のローコードの指板図(5度を省略した押さえ方)

ハイコードの押さえ方

6弦ルート①

6弦8フレットをルート音とする押さえ方
1弦は人差し指の付け根あたりで軽く触れてミュート
5弦は中指の腹で軽く触れてミュート

ギターのC6のハイコードの指板図(6弦8フレットをルート音とする押さえ方)

6弦ルート②

6弦8フレットをルート音とする押さえ方
1、2弦は人差し指の第一関節あたりで軽く触れてミュート

ギターのC6のハイコードの指板図(6弦8フレットをルート音とする押さえ方)

6弦ルート③

6弦8フレットをルート音とする押さえ方
完全5度(Gの音)を省略した押さえ方
1弦は人差し指の付け根あたりで軽く触れてミュート
5弦は人差し指の腹で軽く触れてミュート

ギターのC6のハイコードの指板図(6弦8フレットをルート音とする5度を省略した押さえ方)

6弦ルート④

6弦8フレットをルート音とする押さえ方
E6のローコードの押さえ方に6弦の押弦を加える
6弦は親指で押さえる

ギターのC6のハイコードの指板図(6弦8フレットをルート音とする押さえ方)

6弦ルート⑤

6弦8フレットをルート音とする押さえ方
完全5度(Gの音)を省略した押さえ方
1〜3弦は人差し指でセーハ
5弦は小指の腹で軽く触れてミュート

ギターのC6のハイコードの指板図(6弦8フレットをルート音とする5度を省略した押さえ方)

5弦ルート①

5弦3フレットをルート音とする押さえ方
3、4弦を人差し指でセーハ
2弦は人差し指の第一関節あたりで軽く触れてミュート
6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

ギターのC6のハイコードの指板図(5弦3フレットをルート音とする押さえ方)

5弦ルート②

5弦3フレットをルート音とする押さえ方
1弦は人差し指の第一関節あたりで軽く触れてミュート
6弦は中指の先で軽く触れてミュート

ギターのC6のハイコードの指板図(5弦3フレットをルート音とする押さえ方)

5弦ルート③

5弦3フレットをルート音とする押さえ方
1〜4弦は薬指でセーハ
6弦は人差し指の先で軽く触れてミュート

ギターのC6のハイコードの指板図(5弦3フレットをルート音とする押さえ方)

4弦ルート①

4弦10フレットをルート音とする押さえ方
2〜4弦を人差し指でセーハ
5弦は人差し指の先で、6弦は親指の腹で軽く触れてミュート
または、押弦していない中指で5、6弦をミュート

ギターのC6のハイコードの指板図(4弦10フレットをルート音とする押さえ方)

4弦ルート②

4弦10フレットをルート音とする押さえ方
完全5度(Gの音)を省略した押さえ方
5、6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

ギターのC6のハイコードの指板図(4弦10フレットをルート音とする5度を省略した押さえ方)

C6(omit5)= Am(第一転回形)
この押さえ方は、CとAのどちらをルート音とするかでコード名が変わる
2弦10フレットのAをルート音とするときはAmの第一転回形となる

C6から5度を省略したC6(omit5)の構成音(C/ルート音・E/長3度・A/長6度)と
Amの構成音(A/ルート音・C/短3度・E/完全5度)は同じ

※omit(オミット)は「抜く」「省略する」という意味
※omit5=5度の音を抜く

コード名ルート音長3度完全5度長6度
C6(omit5)CEA
コード名ルート音短3度完全5度
Am
(第一転回形)
ACE
Am(Aマイナー)コードの押さえ方・構成音
Amコード (Aマイナー) の押さえ方19通り・指板図・構成音Amコード (Aマイナー)とは Amコードは短3度+長3度の積み重ねで構成される、 短三和音(マイナートライアド)。 長3度は半音...

▶ ギターコード一覧

ギターコード表の見方

C6コードの構成音

度数ルート音長3度完全5度長6度
構成音C
E
G
A
C6コードの構成音を五線譜で表記 C6コードの構成音を鍵盤で表記
度数表記の読み方
R
P1
ルート音
完全1度
M2長2度m2短2度
M3長3度m3短3度
P4完全4度
♯4増4度
P5完全5度
♯5増5度♭5減5度
M6長6度m6短6度
M7長7度m7短7度
♭♭7減7度
P8完全8度
M9長9度
♯9増9度♭9短9度
P11完全11度
♯11増11度
M13長13度♭13短13度

▶ ギターコード一覧

ギターコード表の見方

画像(指板図やスケール表)は当サイトへリンクを張ってもらえれば転載OKです。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目(製作中):
Stand -Alone


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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