ギタークラフト

ナット加工:ギタークラフト学校日誌(102)

今日の講義はセットネックのボディ加工について。
ジョイントには中子(なかご)とBOXの2種類があり、それぞれでジョイントの形が異なります。

中子はジョイント部がT字になっているタイプで、レスポールなどで採用されている形です。
BOXは指板の延長線上でジョイント部を作るので、台形みたいな形になります。

中子は加工が難しいそうなのですがチャレンジしてみたい。
2作目が出来上がって、3作目にかける時間に余裕があればジョイントを中子で作ってみます。

実習はヒール加工の続きからです。

先生に仕上げをしてもらいましたが、ヒールが出来上がりました。

写真で見て右側をもうちょっとシュッとさせたほうが良かったかもですが、ここに時間をかけると後の作業が遅れるので、今回はこれで完成とします。

次はナットを取り付けます。
まずはナットの厚みを5mmまで削ります。

はい、できました。
#150のペーパーでゴシゴシやって削るだけですが、厚みを均一にしながら削るという配慮が必要です。
ナットの取り付けはこれで3回目なので、手順はバッチリ。のはずです。

明日はナットを取り付けて、生地調整をします。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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