ギタークラフト

フレットすり合わせ、着色塗装:ギタークラフト学校日誌(21)

今日は講義はなし、実習のみ。フレットすり合わせと着色塗装を行いました。

フレットすり合わせは、すり板での上面磨きが終わりました。ただ、少し磨きすぎました…。特に問題はないのですが、セットアップで攻めにくくなるので、上面磨きはできるだけ最小限で抑えたい。磨きすぎたら取り戻せないので、もう少しシビアに調整をしなければ。

上面の磨きが終わったら、フレットファイルの磨き。すり板での磨きでできた、フレット上面の角を落としていきます。各フレットを左右からそれぞれ削っていくのですが、頂点が中心にくるように磨きます。頂点がズレるとピッチがずれるので注意。

このタイプのフレットファイルは両面使えるようになっていて、さらに片面の左右で形が異なります。合計4つの形を選ぶことができるので、フレットに合わせてどの形状で磨くかを決めます。磨くのはフレットの角が出てる部分のみで、頂点は当てないように磨いていきます。

今日は着色塗装もやるので、フレットすり合わせは途中まで。ここからは塗装。

1作目のイメージはこんな感じ。ベースは黒の塗りつぶしで、薄いグレーのラインを入れます。ここからさらに色を入れていく予定ですが、1作目ではそこまでやる時間はないので、とりあえずラインだけ入れていきます。3作目が終わった後に時間があれば、ラインで囲まれた部分を着色していく予定です。

手順としては、まず薄いグレーをふき、ラインの部分をマスキングして黒で塗りつぶしていきます。

まずは薄いグレーでふきました。自分でふいたのはトップ面だけですが、ムラなくふけたので一発OKもらいました。塗料は先生が配合してくれました。イメージ通りの色です。まだラインが入ってないですが、これだけでテンションが上がる。

バックにラインは入れないので、今回はトップとサイドのみ薄いグレーでふきました。これで1日乾燥させます。

おそらく明日はラインの部分をマスキングしていきます。マスキングが明日中にできれば黒で塗りつぶしをしますが、たぶん無理そうです。明後日には黒の塗りつぶしまで終えたい。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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