ギタークラフト

トラスロッドの埋め木の加工:ギタークラフト学校日誌(62)

夏休みが終わり、今日から2学期の授業が開始です。今日は講義はなし、実習のみ。

夏休み前にやっていた、トラスロッドの加工の続きからやっていきます。

ロッド溝の曲線に合わせてトラスロッドを曲げていく作業です。鉄の棒なので、溝の形に合わせるのが難しい。時間がかかりましたが、ぴったり合わせることができました。

次は、埋め木をロッド溝の形に合うように加工していきます。埋め木を治具に設置し、豆平鉋とスクレイパーで削っていきます。

まずは豆平鉋で削っていきます。削りすぎてはいけないので、ロッド溝に入るか入らないかギリギリのラインまで削ります。

ロッド溝の幅は均等ではないので、ノギスで幅を測り、それに合わせて埋め木を削ります。

埋め木は真っ直ぐ削っているつもりでも、左右でバラツキがでてきます。ノギスで挟んで埋め木の左右が平行になっているか確認。この写真の状態だと、右側が不均等ですね。

スクレイパーで薄く削って幅を微調整していきます。

今日はここまで。明日は埋め木作成の続きから。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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