ギタークラフト

フレットすり合わせ:ギタークラフト学校日誌(121)

今日はフレットすり合わせをします。

指板保護のためにマスキングを貼り貼り。

60cmスケールをフレット上に置き、フレットの高さを確認します。
新品のフレットですが高さにバラツキがあるので、どのフレットが高いか、または低いかを確認する作業です。
ハイポジはフレットが高いとチョーキングで詰まってしまうので、ローポジのフレット高より少し低い状態にします。

すり板に#320のペーパーを貼ってフレットをすり合わせ。
弦の通り道を意識して磨くのがポイント。
都度60cmスケールでフレット全体の高さをチェックしながらすり合わせしていきます。
1フレットは最も高い状態にしたいのでペーパーが当たらないように磨きます。

次はフレットファイル(フレット専用やすり)でフレット上面の角を落としていきます。
すり板でフレット上面が平らになっている=台形のような形になっていて、このままでは演奏時に弦が角に当たってピッチがズレてしまうので、フレットファイルで角を取る=山なりの形にして頂点を作ります。

平らになっている部分をわかりやすくするために、フレット上面を油性マジックで塗っておきます。

塗ったマジックがフレットの真ん中に残るくらいの加減で削っていきます。
マジックはこのあとの磨きの工程で消えるので、真ん中に残っていてOKです。
むしろ、マジックが全部消えてしまうのは削り過ぎです。

フレットファイルでの磨きは終わりましたが、写真の画角を間違えました。
横から取らないと仕上がり具合が全くわからない。ケンタトニックのバカ。

次は、先が鋭角になったゴムパッドにサンドペーパーを巻き、フレットに丸みをつけていきます。
ペーパーは#320→#600→#1000→#1200と番手を上げてキズを細かくしていきます。

こんな感じでフレット上面をゴムパッドを往復して磨きます。
教室にカタカタカタカタという音が響き渡っています。

#320で磨き終えた状態です。

#600で磨き終えた状態です。

#800で磨いた状態です。
時間がなくてまだ磨き終えていませんが、番手を上げるごとに徐々に傷が細かくなってきました。

明日は祝日なので学校はお休み。
明後日はフレット磨きの続きをやって、ナット調整や組み込みをやっていきます。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2021年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目(製作中):
Stand -Alone


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ ギタークラフト製作日記
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