音楽用語

斉唱とは:複数人が同じメロディーを声を揃えて歌うこと

斉唱(せいしょう)− 複数人が同じメロディーを声を揃えて歌うこと

斉唱(せいしょう)とは

  • 【読み方】せいしょう
  • 斉唱は、複数の人(2人以上)が同じ旋律(メロディー)を揃えて歌うことを指す。
    つまり、一斉(同時に揃って)に歌唱するという意味。
  • 「斉」は音読みで「せい」と読み、「そろう」「そろえる」の意味を持つ。
  • オクターブが異なる場合でも、同じメロディーを歌っていれば斉唱と呼ぶ。
  • 伴奏がある場合、ない場合のいずれでも複数人が同一メロディーを歌っていれば斉唱と呼ぶ。
  • 斉唱は、英語では「Unison(ユニゾン)」という。
  • 対義語は独唱(どくしょう)

  • 斉唱には、「同じ言葉を声をそろえて一斉に唱える」という意味もある。
    (例:経文の斉唱、万歳斉唱など)

  • 複数の楽器で同じメロディーを演奏する場合は「斉奏(せいそう)」という。

重唱・合唱との違い

  • 斉唱(せいしょう)
    複数人が同じメロディーを歌うこと。
  • 重唱(じゅうしょう)
    いくつかに分かれた声部(パート)をそれぞれ一人の歌い手が受け持って歌うこと。
    重唱の解説
  • 合唱(がっしょう)
    一部、二部、三部などいくつかに分かれた声部(パート)をそれぞれ複数の歌い手が受け持ち、一つの響きをなすように歌い合わすこと。
    ※伴奏なしの合唱はア・カペラと呼ぶ。
    合唱の解説

国歌斉唱・校歌斉唱

国家的行事やスポーツイベントなどで国歌を多人数で歌うことを「国歌斉唱」、学校の式典などで校歌を多人数で歌うことを「校歌斉唱」という。

スポーツイベントなどで選手や観客が一斉に歌う場合は国歌斉唱で正しいが、歌手が一人で歌う場合も国歌斉唱と表現されることがあるがこれは間違い。一人で国歌を歌う場合は「国歌独唱(こっかどくしょう)」と表現するのが正しい。

ABOUT ME
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
ギタークラフト製作日記
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