ギターの基礎

ギターの数え方は? ギターは「本」「台」、バイオリンは「丁」「挺」

ギターの数え方

ギターの数え方は「本」か「台」

ギターの数え方は、1本、2本、3本…というように、「本(ほん)」を使うことが多い。ギターのネックを1本、2本と数えるように、本体も「本」で数えるのが一般的。

※「本」は棒状の物の数え方のひとつで、ギターは長いネックがあることから、「本」で数えると考えられる。

エレキギターの場合は、1台、2台、3台…と「台(だい)」で数えることもある。これは、エレキギターは電気を使うことから、家電と同じ「台」で数える方法。

ただし、基本的には楽器を「台」で数えるのは、ピアノやハープなど床に置いて演奏する楽器が対象である。

ギターの数え方
  • (1)「本(ほん)」で数える:1本、2本、3本…
  • (2)「台(だい)」で数える:1台、2台、3台…

※「台」は主にエレキギターの数え方

ダブルネックギターの数え方は?

ダブルネックのギターの場合、ネックを1本、2本と数えるため、本体自体は「」で数えることが多い。アコースティックのダブルネックギターも「台」で数える。

トリプルネックのギターも同様に、「台」で数えるほうがわかりやすい。目にする機会が少ないが、マイケル・アンジェロのクアッド・ギター(4本ネックのギター)のようなネックが3本以上あるギターも「台」で数えることになるだろう。

その他の弦楽器の数え方

バイオリンの数え方は「丁」か「挺」

バイオリンの場合はギターと異なり、「丁(ちょう)」か「挺(ちょう)」で数える。

バイオリンやチェロのように、弓(ゆみ)や挺(ばち)を持って演奏する弦楽器は、「丁」か「挺」で数えるのが一般的。コントラバスも基本的には「丁」か「挺」で数えるが、床に置いて弾く大きな楽器であることから、「台」で数えることもある。

三味線や三線も「丁」か「挺」で数える。三味線は「(さお)」で数えることも。

弓や挺を持って演奏する弦楽器
  • 「丁(ちょう)」で数える:1本、2本、3本…
  • 「挺(ちょう)」で数える:1挺、2挺、3挺…

ギターは基本的に「本」か「台」で数えるが、「丁」で数えるのも間違いではないようだ。新聞用字用語集の『記者ハンドブック』には、ギターの数え方として「本」「台」「丁」の3つが記されている。ただ、ギターを「丁」で数えることは少ないため、「本」か「台」を使うのが無難。

同書ではバイオリンの数え方は「丁」と「本」が記されている。媒体によっては「本」を使う場合もあるようだ。

琴や琵琶の数え方は「面」

琴(こと)や琵琶(びわ)は、1面、2面、3面…と、「面(めん)」で数えるのが一般的。琴や琵琶のように表面部分で演奏する楽器は、「面」で数える。琵琶には、ギターやバイオリンのネックに該当する部位があるが、「本」や「丁」ではなく、「面」で数えるのが正しい。

琴や琵琶の数え方
  • 「面(めん)」で数える:1面、2面、3面…

ギターのパーツの数え方

ピックアップの数え方

ギターのピックアップは、「基(き)」か「個(こ)」で数えるのが一般的。ギターに取り付けた状態のピックアップは、1基、2基、3基…と、「基」で数えることが多い。

「基」は、エレベーターや信号機、ダム、墓など、地面や建物に据え付けてあり、人の手で動かすのが難しい物を数えるときに使う。対象の規模は問わない。

この考え方にのっとると、ギターに固定してある状態のピックアップは動かせないもの=「基」で数えるということになる。ギターから取り外した状態のピックアップは、「個」で数えるのが意味的には正しいが、どちらでも構わない。

ピックアップの数え方
  • 「基(き)」で数える:1基、2基、3基…
  • 「個(こ)」で数える:1個、2基、3基…

フレット数の数え方

ギターに打ち付ける前のフレットは、1本、2本、3本…と「本」で数えることが多い。

ギターのネックに打ち付けられているときは、1フレット、2フレット、3フレット…というように、「フレット」で数える。この場合は、個数の数え方ではなく、「(全体のうち)何番目のフレットか」という意味で使う。

フレット数は、ギターのヘッドストック側からボディ側に向けて、1フレット、2フレット、3フレット…と数える。昔のギターの中には「0フレット」と呼ばれる、押弦しないフレットを設けている機種もあったが、今はほとんど見かけない。なので、1フレットから数えるのが一般的である。

ギターのフレット数の数え方
ABOUT ME
モジャー・メイヤー
ギターコンシェルジュ運営者。ギター歴25年。 愛機:Stilblu #036 / #039,Fender Custom Shop 1956 好きなバンド:U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、SIAM SHADE、VAN HALEN