ギター用語

ゼロフレットとは – ナットの隣に打たれた0番目のフレットのこと

ゼロフレットとは

「ゼロフレット(0フレット)」は、ナットのすぐ隣(ブリッジ側)に配置されたフレットのこと。1フレットよりも前の「0番目のフレット」である。

ゼロフレットは、主に1960年台〜1970年台頃のギターに見られる仕様。当時はナットの品質が低く、すぐにすり減ってしまうことが多かったことから、その問題を解消するために生まれたのが0番目のフレットだと言われている。

ゼロフレットのメリット

  • 開放弦と押弦時の音色の差が無くなる
  • 音程の精度が上がる
  • 弦高を低くできる
  • サスティーンの向上

通常のギターの場合、開放弦では弦に触れているのはナット、押弦した時触れているのはフレットと、素材の違いから音色にも微妙な差が出てしまう。ゼロフレットは開放弦の場合も同じ素材のフレットによる音色となることから、音色の差を無くせることが大きなメリットとされている。

ゼロフレットのデメリット

ゼロフレットの唯一のデメリットとされているのが、フレットの減りが早いという点。ゼロフレットは他のフレットと違い常に弦を支えている状態となることから、減るのが早いと言われている。

ゼロフレット搭載のギター

有名なところではMosriteやGRETSCH、STEINBERGER等がこのゼロフレットを採用している。

モズライトをコピーした「モラレス」もゼロフレット。

STEINBERGER等のヘッドレスギターではよく見られる仕様。

GRETSCH

近年では、2015〜2016年頃のGibsonの一部のモデルでゼロフレットが採用されていた。ナットと別にフレットが打たれているのではなく、ナットとフレットが一体化したパーツ(ゼロフレット・ナット)となっている。

2015年モデルではブラスナット、2016年モデルではチタン製のゼロフレット・ナットが採用された。

ベースでは、IbanezのBTBシリーズでゼロフレットが採用されている。

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タケ
ギターコンシェルジュ運営者。日々、ギターのお勉強中。