ギター用語

アームレスト(エルボーガード) − 右肘の負担を軽減するパーツ

Gretsch G6134T-58

アームレスト(エルボーガード)とは

アームレストは、ギターの右肘が当たる部分に取り付け、演奏時の負担を軽減するパーツ。角張ったボディ・リムに滑らかなアームレストを取り付けることで、長時間の演奏でもストレス無く続けることができる。「エルボーガード」とも呼ばれる。

アームレスト

弦楽器のバンジョーでよく使われるパーツであることから、「バンジョー・アームレスト」と呼ばれることも。

バンジョー

エレキギターでは1950年代頃のギターに見られる仕様で、現在ではあまり用いられていない。右肘部分の負担軽減の方法としてはエルボーコンタードロップトップが主流で、アームレストでは演奏性の向上はあまり期待できない、あるいは逆に邪魔になる場合もあるようで、装飾としての意味合いが強い。

コンター
コンター加工 ‐ ボディの一部を削り弾きやすくする加工のことコンター加工とは・意味 「コンター」「コンター加工」は、ボディの一部を削り弾きやすくする加工のこと。演奏中に体がギターに触れる...
ドロップトップ
ドロップトップ ‐ エルボーコンターに合わせトップ材を曲げる加工ドロップトップとは ドロップトップは、ボディのトップ材をエルボーコンターの形状に合わせて曲げた加工のこと。トップ材を削らずに、美しい杢...

エレキギターのアームレスト

Gretsch G6134 ペンギン・シリーズ

アームレストが取り付けられたエレキギターで代表的なのは、「ホワイト・ペンギン」で知られるGretschのG6134「ペンギン」シリーズ。
ホワイトペンギン

Ken Yokoyamaのシグネイチャーにも。

GRETSCH Duo jet

Gretschでは、デュオ・ジェットの一部のモデルにもアームレストが搭載されている。

57年スペックのG6128T-57

Gibson Chet Atkins Country Gentleman

アームレストは特にカントリー・ギターのプレイヤーに重宝されているようで、Gibsonのチェット・アトキンスモデルに搭載されている。

その他

ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトは、アームレストの付いたテレキャスターを使用。

アコースティック/クラシックギターのアームレスト

アコースティックギター/クラシックギター界隈では、割と一般的にアームレストが用いられている。


ドイツのギター講師・Abel氏が考案したという「アベル・アームレスト」。こちらはエレキギターにも取り付け可能なようだ。

アベル・アームレスト

取り付けるタイプのアームレストだけでなく、エレキギターのコンター加工のようにリムに沿って削り取るように加工されたアームレストも。ローズウッドやエボニーを使い高級感ある美しい仕上がりのものも多い。

TAYLORのAcademy 12e
Academy-12e

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執筆者:タケ
ギターコンシェルジュ運営者。日々、ギターのお勉強中。